
私の活動理念
A city where every citizen feels valued
さいたま市の予算や事業は、誰のためにあるのか。
私は、立派な建物や大きな事業そのものよりも、市民一人ひとりの不安や不便を少しでも減らすことを、市政の中心に置くべきだと考えています。
私の活動理念は、大きく二つです。
一つは、市民が「大切にされている」と感じられる市政。
もう一つは、市民と市が一緒に考える市政です。
1. 市民が「大切にされている」と感じられる市政へ
私は選挙のときから、繰り返し問いかけてきました。
立派な建物、いわゆるハコモノをつくることが、市民の幸せに直結するのでしょうか。
1日の来庁者が300人から400人程度という市役所を、769億円※ものお金をかけて整備することが、私たちの日々の暮らしを本当に豊かにするのでしょうか。
施設をつくるなら、市民が日常的に使えるものを優先すべきではないでしょうか。
※当初予算238億円からの増額。今後さらに増額となることが考えられます。
大きな事業では、しばしば「経済効果」が強調されます。
しかし、その経済効果のうち、実際にさいたま市内に残る効果はどのくらいなのでしょうか。市外や全国に広がる効果まで含めた数字であれば、市民の暮らしへの直接の利益とは分けて考える必要があります。
また、広告換算の効果が示されることもありますが、広告として取り上げられた価値と、市民一人ひとりが日々の生活の中で感じる利益とは、必ずしも同じではありません。
もちろん、市役所の機能、文化、スポーツ、まちの魅力づくりも大切です。
しかし、生活に直結しない大規模事業の機能や効果については、国や県、民間、広域連携で担えるものもあります。国、県、民間、近隣自治体との役割分担も考えながら、さいたま市が最も力を入れるべきなのは、市民の暮らし、教育、安全、福祉、そして将来への投資だと考えます。
たとえば、次のような方々の困りごとに、もっと目を向ける必要があります。
・生活に困っている人。
・子育てや教育で困っている家庭。
・移動に不便を感じている高齢者や障がいのある方。
・障がいや病気、介護、ひとり親、孤独など、さまざまな事情で困難を抱えている人。
市政は、目に見えるものばかりでなく、声なき声にも、もっと正面から向き合うべきです。
私は、市政を含む公共の役割は、見栄えのよい大きな事業を並べることではなく、まず、市民一人ひとりの不安や不便を少しでも減らすことだと考えています。
・消費しなくてもいられ、誰でも少し休める場所。
・困ったときに気軽に相談できる場所。
・子どもが安心して学べる場所。
・高齢者や障がいのある方が安心して外出できるまち。
そうした小さな安心を積み重ねることこそ、市民が「このまちは自分を大切にしてくれている」と感じ、このまちへの愛着や誇りにつながる土台になるのではないでしょうか。
特に、子どもたちや若者の学び、居場所、体験、安心にお金を使うことは、将来のさいたま市への一番確かな投資だと考えています。
2. 市民と市が一緒に考える市政へ
市政は、市役所だけで進めるものではありません。
まちの将来に関わる大きな計画こそ、早い段階から市民に情報を開き、市民と市が一緒に考えていく必要があります。
計画がほとんど固まってから市民に知らせ、「もう決まったことです」「今さら変えられません」と進める市政では、市民は市政を自分ごととして考えることができません。
本当に市民と協働するなら、後戻りできなくなってから説明するのではなく、まだ選択肢がある段階で情報を出し、市民が考え、意見を出し、必要なら計画を見直せる仕組みが必要です。
市民が市政を「自分ごと」として考えられるまち。
それは、市民の声が届き、提案が生かされ、行政と市民がともに考え、ともに動けるまちだと考えています。
私は、市民の皆さんと一緒に、さいたま市の未来を考え、必要なことは提案し、おかしいと思うことには声を上げていきます。